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コラム

管理人のひとりごと

2012-02-20
知られざるハンドバイクの魅力(管理人のひとりごと)


 先週金曜日は今年度最後の自活研勉強会で、講師にハンドバイク販売会社の木戸氏を
迎え、ハンドバイクの魅力について話を聞いた。かれこれ3〜400台を輸入・販売して
来たそうだが、一口に云っても種類が多く、また個人の好みに合わせて提案するケース
もあるので、マスプロダクツではないというのは想像がつく。

 車椅子に1輪プラスするタイプのものからレース用にスピードが出るタイプまで実に
幅広いというのも知らなかったが、なにより健常者でも運転できて、なおかつ上半身の
トレーニングになることが分かって、実に興味深い。

 車椅子で生活をすると下半身が痩せてしまい、軽くなるので、ハンドバイクで競争を
しても健常者は全く歯が立たないのだそうだが、通常の自転車は下半身中心となるので
上半身中心に鍛えられる(とりわけ上腕と腹筋)のは魅力的だ。レース用はリュージュ
のように寝そべるタイプで重心も低くスピードが出そうだが、自転車通勤で使う場合は
旗を立てないと危険だろう。態勢から想像するに上り坂はしんどいかも知れない。

 レース用には多段ギアが装着され、最高速度は40km/hにも達するらしい。車椅子
に取り付けるタイプはベルトドライブで小径を更に小径にして、スピードが出ない用に
加工してあるものを会場に持って来てくれていたが、通常の自転車のペダルと異なり、
左右が同じ位置にセットされる。互い違いに漕ぐのではなく、上半身を前後に動かして
進むイメージだ。(だから腹筋が鍛えられる)脚よりも力が弱い分、最初はキツいが
慣れるとスピードが出るようになるそうだ。

 ハンドバイクと聞いて、何となく自分とは関係ないと思う人が大半だと思う(管理人
もそのひとりだった)が、話を聞いてみると乗ってみたくなった。値段帯は20万円〜
だそうで、おいそれとは買えないが、車椅子の人達にとっては羽が生えたように移動が
できるようになるので好評だそうだ。誰しも自分が生きたい所に自由に行けて自由に
買い物ができることが、最低限の幸せだというコメントが、とても印象的だった。

 管理人 拝
Posted by 内海 潤 at 19:47:03 on 2017/12/13

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管理人プロフィール

内海 潤
(うつみ じゅん)

自転車ツーキニスト。1966年9月14日生まれ(51歳)兵庫県出身。筑波大学卒業後に株式会社リクルートへ入社。振り出しは人事部で社員採用に携わる。転職情報誌「B-ing」、「とらばーゆ」や旅行情報誌「じゃらん」などの営業職を経て、関連会社へ出向。スカパー! 局のAct On TV勤務時代には映像制作業務を経験。退職直前に最後の仕事として制作した「発見! 自転車ライフ」は後年、同チャンネルで人気番組シリーズとなり、団長安田さん出演で現在も続いている。退職する一年ほど前から自転車の魅力に取り憑かれて自転車通勤を始め、どんどんのめり込んだ結果、多くの方に広めたいと、18年半勤務したリクルートを自己都合退職して自転車関係の事業会社エクスゲートを起業。自転車通勤者応援サイト「TOKYOツーキニスト」を立ち上げた。活動を通じて後に共著者となるmonoマガジン創刊編集長の飯島氏と出会い、フリーマガジン『読む自転車・ふたつの輪』の編集やJCA(公益財団法人 日本サイクリング協会)機関誌『サイクリングジャパン』の副編集長を経験。飯島氏らと共に自らの身体を実験台にして痩せる技術を確立させ、『これが男の痩せ方だ!』を共著、2011年3月に出版した。2012年2月からはNPO自活研「自転車検定」の復活に尽力。同年4月から東京サイクルデザイン専門学校で自転車のルール、歴史、コミュニケーションとプレゼンテーションに関して教鞭を執る。2013年1月から2年間は南青山にある株式会社シマノが運営するLIFE CREATION SPACE OVE(オーブ)にて自転車文化の発信に務めた。現在、NPO自活研(自転車活用推進研究会)の事務局長として自転車の市民権確立を目指しテレビ・ラジオへの出演や講演・執筆などを行う一方、超党派の国会議員で構成する自転車活用推進議員連盟の運営を事務方としてサポートしている。双子(一男一女)の父親。