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コラム

管理人のひとりごと

2015-01-12
自転車で犬の散歩をするのは違法か(管理人のひとりごと)


 本日は成人の日。目黒の事務所まで自転車で通勤している道中も晴れ着姿の
新成人たちを大勢見た。皆さん一様に晴れやかな笑顔で、管理人も嬉しくなる。
管理人などは四半世紀以上も昔の話で様子も思い出せないが、参加した会場は
酒に飲まれて騒ぐ輩もおらず粛々と式次第が進んだ気がする。いずれにしても
新成人たちに幸あれ。彼らには今後の活躍を期待しよう。

 さて、新年早々に参加した勉強会で知人から尋ねられた「自転車で犬の散歩
をするのは如何なものか」という問いに対し、法的根拠があるのかどうなのか
調べてみたところ、警視庁のホームページに「自転車に乗ったままで、雨の日
に傘を差したり、リードを持って愛犬を散歩させたり、携帯電話で通話すること
は違反となります。」と書いてある。 広報けいしちょう第52号

 根拠として東京都道路交通規則第8条に「傘を差し、物を担ぎ、物を持つ等
視野を妨げ、又は安定を失うおそれのある方法で自転車を運転しないこと。」
また、「自転車を運転するときは、携帯電話用装置を手で保持して通話し、
または画像表示用装置に表示された画像を注視しないこと。」物を持つことで
片手運転になったり、犬に引っ張られて操作上の安定を失うことになるため
違反になります。とある。

 また、上位法としての道路交通法第55条の2にも、
車両の運転者は、運転者の視野若しくはハンドルその他の装置の操作を妨げ、
(中略)車両の安定を害し(中略)車両を運転してはならない。とあるので、
犬が急に走り出してバランスを崩す危険があるのでダメということになる。

 尋ねてくれた知人には根拠を示し「違反です」と伝えたところ、本人も納得
していたが、良く見かけるシーンであり、ドッグトレーナーの中には大型犬は
豊富な運動量が必要なので自転車を利用しましょうという書き込みをしている
人もいる。

 あまり知られていないが、道路交通法第1条は名文である。こう書いてある。
「この法律は、道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図り、
及び道路の交通に起因する障害の防止に資することを目的とする。」つまり
危険な行為を排して安全で円滑な通行を目指し、障害が起きないように決めた
ルールということだ。

 すべからくルールとは、様々な人がいる社会で安全・快適に生活できるよう
定められたものであるはずで、時代の流れと共に実情にそぐわなくなって来て
いるのであれば、改正して行かなくてはならない。道交法も施行された1960年
から数えて既に半世紀を超えた。大幅に見直すべき時期だろう。この2月に、
東京サイクルデザイン専門学校の一年生たちへルールについて話す機会がある。
そんな話も織り交ぜて話してみようと考えている。

 管理人 拝
Posted by 内海 潤 at 22:37:11 on 2021/04/17

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管理人プロフィール

内海 潤
(うつみ じゅん)

自転車ツーキニスト。1966年9月14日生まれ(54歳)兵庫県出身。筑波大学卒業後に株式会社リクルートへ入社。振り出しは人事部で社員採用に携わる。転職情報誌「B-ing」、「とらばーゆ」や旅行情報誌「じゃらん」などの営業職を経て、関連会社へ出向。スカパー!局のAct On TV勤務時代には映像制作業務を経験。退職直前に最後の仕事として制作した「発見! 自転車ライフ」は後年、同チャンネルで人気番組シリーズとなり、団長安田さん出演で現在も続いている。退職する一年ほど前から自転車の魅力に取り憑かれて自転車通勤を始め、どんどんのめり込んだ結果、多くの方に広めたいと、18年半勤務したリクルートを自己都合退職して自転車関係の事業会社エクスゲートを起業。自転車通勤者応援サイト「TOKYOツーキニスト」を立ち上げた。活動を通じて後に共著者となるmonoマガジン創刊編集長の飯島氏と出会い、フリーマガジン『読む自転車・ふたつの輪』の編集やJCA(公益財団法人 日本サイクリング協会)機関誌『サイクリングジャパン』の副編集長を経験。飯島氏らと共に自らの身体を実験台にして痩せる技術を確立させ、『これが男の痩せ方だ!』を共著、2011年3月に出版した。2012年2月からはNPO自活研「自転車検定」の復活に尽力。同年4月から東京サイクルデザイン専門学校で自転車のルールやコミュニケーションとプレゼンテーションなどに関して教鞭を執る。2013年1月から2年間は南青山にある株式会社シマノが運営するLIFE CREATION SPACE OVE(オーブ)にて自転車文化の発信に務めた。現在、NPO自活研(自転車活用推進研究会)の事務局長として自転車の市民権確立を目指しテレビ・ラジオへの出演や講演・執筆などを行う一方、超党派の国会議員で構成する自転車活用推進議員連盟の運営を事務方としてサポートしている。双子(一男一女)の父親。