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コラム

管理人のひとりごと

2015-03-04
自転車の品質について(管理人のひとりごと)



 先週半ばあたりから、なんとなくシフトが決まらないなーと思っていた所に
2/28の国道246号線・路線バス/自転車専用レーンの実走評価会へ向かう途中
シフトワイヤーの一部が切れる小さな音が聞こえたので、こりゃ間違いないと
確信した。そろそろ替え時だわ。昨日、スタジオ入りする直前少し空き時間が
あったのを見逃さず赤坂見附駅の上のビッグカメラでシマノのシフトワイヤー
セットを買っておいた。自転車に興味のない人や自分でメンテナンスしない人
にとっては安くても価値のないシロモノだけど。

 昨日の「ひるおび!」は思っていた以上に見てくれた人がいて反響があった。
自転車の出張修理をしている方からメッセージをもらい、BAAマークが貼って
あっても溶接のひどいのもあるとの指摘があり、せっかく紹介したのに頼むよ、
という気持ちになる。業界の自主基準というだけでなく国としての安全基準を
作る時期に来ているのは間違いない。

 ひとつ気になって友人の自転車屋さんへスーパーなどで売られている安い
自転車は組み付けをどうやっているのか尋ねてみたのだが、驚いたのは現地
で組み付けを済ませ、ほぼ完組みで納品されるとのこと。ほぼ、というのは
ハンドルを下げ、ペダルを外した状態らしい。すなわち店頭ではハンドルを
正しい位置に直して、ペダルを取り付けただけで販売されるようだ。「今度
コンテナを見に行きますか」と誘ってくれたので、朝早いけど行ってみよう。

 確かに、いちいち自転車整備士が点検して組み付けているとは思えない。
最初に要領だけ自転車店へ聞くのだろうが、あとはお店の人がチョチョイ
と組んでオシマイだろう。輸送中コンテナが揺れてパーツが外れていたり、
緩んでいても専門知識がない彼らに直せるはずがない。怖いなー怖いなー。

「ひるおび!」を見た知人の一人が「自転車はスピードが出る乗り物だ、
という認識なしで乗るのは怖いなと思った」というコメントをくれたが、
怖がってもらうのは決してマイナスじゃない。自由で、楽しくて、健康や
環境にも優しくて、というキーワードもいいが、街で、歩道で、怖い思い
をさせている現実も忘れちゃいけない。だから昨日みたいなメールが来る。

 組み付けひとつ間違えば、安全な自転車も危険になる。誰が組み付けて
どう店頭に並んだかも理解しないと怖いし、保管状態が悪ければ劣化して
正しく機能しないこともあるんだと認識してもらえるようにしたい。また
自分でメンテできない人は定期的に自転車店へ持ち込んで点検してほしい。
部品交換を前提にしていない自転車は部品が壊れた時点で廃棄となる場合
もある。中にはパンクしたら捨てるという人もいるらしい。高い自転車を
買えば部品を換えながら長く乗れるので結局は安くつくという面もあるし
最近ではスルガ銀行がバイシクル・ローンも始めているので、イニシャル
コストだけで自転車を選ぶ時代は、いい加減終わりにしたい。

 管理人 拝
Posted by 内海 潤 at 06:18:55 on 2021/03/05

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管理人プロフィール

内海 潤
(うつみ じゅん)

自転車ツーキニスト。1966年9月14日生まれ(54歳)兵庫県出身。筑波大学卒業後に株式会社リクルートへ入社。振り出しは人事部で社員採用に携わる。転職情報誌「B-ing」、「とらばーゆ」や旅行情報誌「じゃらん」などの営業職を経て、関連会社へ出向。スカパー!局のAct On TV勤務時代には映像制作業務を経験。退職直前に最後の仕事として制作した「発見! 自転車ライフ」は後年、同チャンネルで人気番組シリーズとなり、団長安田さん出演で現在も続いている。退職する一年ほど前から自転車の魅力に取り憑かれて自転車通勤を始め、どんどんのめり込んだ結果、多くの方に広めたいと、18年半勤務したリクルートを自己都合退職して自転車関係の事業会社エクスゲートを起業。自転車通勤者応援サイト「TOKYOツーキニスト」を立ち上げた。活動を通じて後に共著者となるmonoマガジン創刊編集長の飯島氏と出会い、フリーマガジン『読む自転車・ふたつの輪』の編集やJCA(公益財団法人 日本サイクリング協会)機関誌『サイクリングジャパン』の副編集長を経験。飯島氏らと共に自らの身体を実験台にして痩せる技術を確立させ、『これが男の痩せ方だ!』を共著、2011年3月に出版した。2012年2月からはNPO自活研「自転車検定」の復活に尽力。同年4月から東京サイクルデザイン専門学校で自転車のルールやコミュニケーションとプレゼンテーションなどに関して教鞭を執る。2013年1月から2年間は南青山にある株式会社シマノが運営するLIFE CREATION SPACE OVE(オーブ)にて自転車文化の発信に務めた。現在、NPO自活研(自転車活用推進研究会)の事務局長として自転車の市民権確立を目指しテレビ・ラジオへの出演や講演・執筆などを行う一方、超党派の国会議員で構成する自転車活用推進議員連盟の運営を事務方としてサポートしている。双子(一男一女)の父親。