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管理人のひとりごと

2016-02-13
祝1,500リツイート! 浅草通りの自転車空間(管理人のひとりごと)


 先週、シェアサイクルのコギコギを借りて浅草から日比谷へ向かう途中に撮った1枚の
写真について「酷いもんだ」とつぶやいたのが反響を呼んで、約1,500ものリツイートが
あった。世の中的には1万を超えるリツイートもあるから大したことはないが、3日間は
リツイートを報せるスマホの確認音が断続的に鳴る初めての体験となった。それだけの
反響があったこと自体うれしいことだし、関心を持ってくれた人が多かったのは、この道
を作った人たちも含めて疑問を持たない人が大半の現状に一石を投じて良かったと思う。

 舛添都知事をdisるなとか、バス停部だけ撮って否定するのは悪質だとか、そもそも
自転車が車道を走るのは無理だとか、NPOにはロクな職員がいないとか、それはもう
様々な批判をいただいたけれども、そろそろ自転車の走行空間について、どうするのが
現時点で良い解決法なのか、ということを一緒に考える時期に来ていると思う。

 平成11年に小渕内閣で「安心して歩いて暮らせる街づくりをしていく」との閣議決定
をした。コンパクトシティ構想と呼んでいるが、少子高齢化を見据え歩いて移動できる
距離に生活基盤を集中させて、クルマに依存せずに生活することで健康寿命を延ばして
いくことを目指したものだが、地方へ行けば行くほどクルマなしでは生活ができない。
実際には想定外の問題もあって構想通りに進んでいないが、その前提となる「安心して
歩いて暮らせる」という部分が脅かされている状態ではうまく行くものも行かなくなる。

 先日、出演したTBSのニュース番組中にも話をしたが、歩道は本来、歩行者のものだ。
1970年代の交通戦争でクルマと自転車の事故が増えた際に欧米では自転車空間の整備
に着手すると共にドライバー教育を始めた。一時的に自転車の利用者は激減することに
なったが、徐々に戻りロンドンのように最近になって爆発的に自転車人口が増えた街も
出て来ている。一方、日本では緊急避難的に自転車を歩道へ逃し、歩行者と共存させて
いずれ車道に戻すつもりだったのが、なし崩し的に「普通自転車」という歩道通行可能
な規格まで作って歩道通行を事実上推奨して来たために、先進国では類を見ないクルマ
中心の交通体系が確立してしまった。常に歩行者が自転車にベルで脅かされ、右に左に
逃げ惑う構図が生まれた結果、決して高齢者や視覚障がい者が歩道上を安心して歩いて
暮らせる状態になっていない。現に自活研の事務所には高齢者から時々、苦情の電話が
かかって来る。

 東京都は従来、歩道を広く取って自転車の通行空間を整備する方針を取って来たが、
昨年の春に提言書を出して話し合いをした結果、建設局道路管理部は分かってくれた。
新規に自転車の空間を整備する際は車道に作るが既存の空間は壊すのにも費用がかかる
ので見逃して欲しいとのこと。それでも、一歩前進したと言える。誰を優先して、誰を
守るのか。真の交通弱者とは誰なのか。決してママチャリに乗ったお母さん達ではない。
昭和45年から自転車が間借りして来た歩道は、そろそろ歩行者に返す時期が来ている。

 舛添都知事は建設局の方針転換を知らないかもしれないが、学生時代に欧州留学して
世界中どこの国でも自転車は車道を走っていることを認識しているはずなのに、従来の
歩道上への整備に太鼓判を押した訳で、せっかく職員が本来あるべき方向へ向かおうと
しているのに、水を差すような言動はいただけない。どの自治体も首長の発言を現実化
するために職員たちは苦労しているのだから、発言がブレてはいけない。

 今の若い人たちも、いずれは年を取る。いつまでも機敏に動いて危険回避が出来なく
なる訳で、そうなって初めて自転車が歩道を縦横無尽に走るのを「何とかしろ」と言い
始めても遅いから、今から変えて行く必要がある。冒頭で紹介した批判コメントの中に
「日本で自転車が車道を走るのは、そもそも無理」というのがあるが、良く考えてみて
欲しい。アポロ11号が月に行く前は人類が月に行ける時代が来るなんて夢物語でしか
なかったはずだが、今では誰もが月に行けることを知っている。荒唐無稽な話ではなく
目標を持って着実に進めば、いつかそういう時代がやって来ると信じている。ポルノ・
グラフィティの歌う「アポロ」にも、そういう歌詞があるじゃないか。大丈夫、日本人
は優秀だから、必ず変えられるはずだ。自分たちをもっと信じよう。

 管理人 拝
Posted by 内海 潤 at 05:12:04 on 2017/05/26

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管理人プロフィール

内海 潤
(うつみ じゅん)

自転車ツーキニスト。1966年9月14日生まれ(50歳)兵庫県出身。筑波大学卒業後に株式会社リクルートへ入社。振り出しは人事部で社員採用に携わる。転職情報誌「B-ing」、「とらばーゆ」や旅行情報誌「じゃらん」などの営業職を経て、関連会社へ出向。スカパー! 局のAct On TV勤務時代には映像制作業務を経験。退職直前に最後の仕事として制作した「発見! 自転車ライフ」は後年、同チャンネルで人気番組シリーズとなり、団長安田さん出演で現在も続いている。退職する一年ほど前から自転車の魅力に取り憑かれて自転車通勤を始め、どんどんのめり込んだ結果、多くの方に広めたいと、18年半勤務したリクルートを自己都合退職して自転車関係の事業会社エクスゲートを起業。自転車通勤者応援サイト「TOKYOツーキニスト」を立ち上げた。活動を通じて後に共著者となるmonoマガジン創刊編集長の飯島氏と出会い、フリーマガジン『読む自転車・ふたつの輪』の編集やJCA(公益財団法人 日本サイクリング協会)機関誌『サイクリングジャパン』の副編集長を経験。飯島氏らと共に自らの身体を実験台にして痩せる技術を確立させ、『これが男の痩せ方だ!』を共著、2011年3月に出版した。2012年2月からはNPO自活研「自転車検定」の復活に尽力。同年4月から東京サイクルデザイン専門学校で自転車のルール、歴史、コミュニケーションとプレゼンテーションに関して教鞭を執る。2013年1月から2年間は南青山にある株式会社シマノが運営するLIFE CREATION SPACE OVE(オーブ)にて自転車文化の発信に務めた。現在、NPO自活研(自転車活用推進研究会)の事務局長として自転車の市民権確立を目指しテレビ・ラジオへの出演や講演・執筆などを行う一方、超党派の国会議員で構成する自転車活用推進議員連盟の運営を事務方としてサポートしている。双子(一男一女)の父親。