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コラム

管理人のひとりごと

2017-12-29
今年できたこと、できなかったこと(管理人のひとりごと)


 2017年が暮れようとしている。2007年にTOKYOツーキニストを始めて、10年間が
あっと言う間に過ぎた。ここ数年は忙しさにかまけて片手間に更新して来たけれども、
毎年仕事納めの日にはコラムを書いて来たので、グミを食べながら書くことにする。
(ハート型のグミがあったので、つい嬉しくて写真を撮った 笑)

 10年前と言えば一昔前と言っていい。ホームページとかブログなんて今どき時代遅れ
だと思うけど細々と続けて来たおかげで、自分の思うまま書ける場所があるというのは
それはそれで幸せなんじゃないかと思う。サイトの運営料なんて、ほとんどかからない
からボチボチやればいいかと思ったりもする。

 前置きはそれくらいにして。今年できたこと、できなかったことを書いてみよう。

できたこと

○ 中国で起きていることを見に行けた
 モバイクやオッフォを筆頭に中国本土で爆発的な普及を遂げたシェアサイクル。
 その実態を、この目で見て肌で感じることができた。実際に訪問するまでは
 中国ナメてたけど行ってビックリ。日本負けてるところ多し。嘘だと思ったら
 行ってみてください。きっと驚くはず。

○ 全国自転車議員ネットワークの立ち上げ
 ここ数年来の懸案事項だったが、ようやく形にすることができた。北海道から
 沖縄までの、自転車を愛する地方議員たちが情報を共有できる場を作れたので、
 これからは国会の議連と歩みを共にしていただきたい。また、愛媛県松山市で
 自転車利用環境向上会議を開催した際に議員ネットワークの第1回総会を開催
 することもできた。

○ 2017年版の自活研10大ニュースを昨年に続けて発表することができた
 第1位 5月1日に自転車活用推進法が施行、推進本部が発足(288ポイント)
 第2位 自治体条例による自転車保険の義務化の動き広がる(179ポイント)
 第3位 警視庁、自転車ナビマーク整備進む 3年で1000km達成へ(150ポイント)
 第4位 JR東日本千葉支社がサイクルトレインB.B.BASEを公開(128ポイント)
 第5位 タンデム自転車公道走行の全面解禁広がる 全国16府県に(121ポイント)
 第6位 総選挙 自転車議連・谷垣禎一前会長が立候補を断念(90ポイント)
 第7位 中国シェアサイクル最大手モバイクが日本でサービス開始(89ポイント)
 第8位 東京五輪ロードレースコース案 一転、富士山方面へ(78ポイント)
 第9位 セブン‐イレブンがシェアサイクル協働先をソフトバンクに(60ポイント)
 第10位 第七代自転車名人としてタレント石井正則さんを表彰(55ポイント)

 ちなみに2016年版を見てみよう。
 第1位 自転車活用推進法可決成立(147ポイント)
 第2位 進むサイクリングロード整備(65ポイント)
 第3位 各地で自転車条例制定(63ポイント)
 第4位 タンデム公道解禁14県に(52ポイント)
 第5位 国内でのシェアサイクル導入拡大(44ポイント)
 第6位 サイクルトレインなど利用環境の拡大(30ポイント)
 第6位 各地で自転車イベントが巨大化(30ポイント)
 第6位 ポケモンGOでの自転車事故多発(30ポイント)
 第9位 アジア初のVelo-city2016、台北で開催(26ポイント)
 第9位 インバウンドの自転車利用進む(26ポイント)
 ということで、2016年より施策が具体的になって来たように思える

できなかったこと

× 2020velo-city候補都市の立候補を出せなかった
 2017年8月〆切の候補都市に手を挙げる都市を出せなかったのは残念だった。
 頭を切り替えて2022年の候補都市を国も協力して送り出すことになったが、
 すでに立候補を検討している都市が出て来たので少しホッとしている。

× 東京都内でタンデム自転車の公道走行を解禁できなかった
 2020パラリンピックの正式種目となっているタンデム自転車競技。事前に
 海外選手が来日して練習しようと思っても公道は使えない。いい加減そろそろ
 解禁しないとマズイと思うのだが...。全国では昨年の14県から16県へ増えた。

× 国会の議連PT(プロジェクトチーム)へ提起した問題を議論してもらえなかった
 議連の総会で下記の3点についてPTを開いて議論してもらうべく提起したのだが、
 途中で衆議院総選挙があって、時間切れとなってしまった。来年こそはと思う。
 1)新国立競技場に設置予定の駐輪場台数(約90台)を大幅に増やすこと
 2)電動アシスト自転車へ避難時に24km/hのリミッター解除ボタンをつけること
 3)自転車を追い抜く際は1.5m空ける運動をドライバーに周知してもらうこと

 ×は今年できなかったこととして書いたが、来年できればそれでいい。とにかく
前を向いて歩き続け、少しずつでも環境を整えて行きたい。来年の夏には自活法に
基づく活用推進計画が発表され、具体的なアクションが始まる元年になる。平成も
あと1年となった。時代の変わり目には様々な価値観が変わることも多い。変化を
楽しみつつ、自ら機会を創り出したい。

 新しく自転車マナーアップイベント事務局の仕事を手伝うことになったので、
2018年も充実した1年になりそうだ。引き続きジテツウ仲間の安全な走行を
お祈りしつつ、今年を締めくくりたい。皆様、今年もお世話になりました。
良いお年をお迎えください。

 管理人 拝
Posted by 内海 潤 at 16:02:09 on 2018/05/21

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管理人プロフィール

内海 潤
(うつみ じゅん)

自転車ツーキニスト。1966年9月14日生まれ(51歳)兵庫県出身。筑波大学卒業後に株式会社リクルートへ入社。振り出しは人事部で社員採用に携わる。転職情報誌「B-ing」、「とらばーゆ」や旅行情報誌「じゃらん」などの営業職を経て、関連会社へ出向。スカパー! 局のAct On TV勤務時代には映像制作業務を経験。退職直前に最後の仕事として制作した「発見! 自転車ライフ」は後年、同チャンネルで人気番組シリーズとなり、団長安田さん出演で現在も続いている。退職する一年ほど前から自転車の魅力に取り憑かれて自転車通勤を始め、どんどんのめり込んだ結果、多くの方に広めたいと、18年半勤務したリクルートを自己都合退職して自転車関係の事業会社エクスゲートを起業。自転車通勤者応援サイト「TOKYOツーキニスト」を立ち上げた。活動を通じて後に共著者となるmonoマガジン創刊編集長の飯島氏と出会い、フリーマガジン『読む自転車・ふたつの輪』の編集やJCA(公益財団法人 日本サイクリング協会)機関誌『サイクリングジャパン』の副編集長を経験。飯島氏らと共に自らの身体を実験台にして痩せる技術を確立させ、『これが男の痩せ方だ!』を共著、2011年3月に出版した。2012年2月からはNPO自活研「自転車検定」の復活に尽力。同年4月から東京サイクルデザイン専門学校で自転車のルール、歴史、コミュニケーションとプレゼンテーションに関して教鞭を執る。2013年1月から2年間は南青山にある株式会社シマノが運営するLIFE CREATION SPACE OVE(オーブ)にて自転車文化の発信に務めた。現在、NPO自活研(自転車活用推進研究会)の事務局長として自転車の市民権確立を目指しテレビ・ラジオへの出演や講演・執筆などを行う一方、超党派の国会議員で構成する自転車活用推進議員連盟の運営を事務方としてサポートしている。双子(一男一女)の父親。